シャンプーや育毛剤を変えても「本当の」育毛にはなりません

<髪を育てるのは「肝」と「腎」>
育毛と言えば、シャンプーを変えたり、育毛剤を使ったりすることが主流ですが、体の中から髪を育てるという方法もあります。
東洋医学では、髪は「血の余り」と言われています。体内に血が十分あり、滞りなく巡ることで髪に栄養が行きわたり、強くなるのです。
「血」と深く関わっているのが「肝」(西洋医学の肝臓と異なります)です。「肝」は「血」を貯蔵し、全身への配分を決定します。

また、髪は「腎」(腎臓や生殖器全般をさします)とも深く関わります。正確に言えば、「腎精」という「腎」にためられている「精」と呼ばれるものが髪に影響します。この「精」は、東洋医学の「気」「血」「津液」とならんで、人の身体にとって非常に重要なものです。

<「肝」「腎」の変調によって抜け毛が生じる>
「肝」はストレスに弱い臓です。過度のストレスを長期にわたって受けると、「肝」の蔵血機能に変調をきたし、髪に「血」が行きわたらなくなります。
また、「腎精」は加齢とともに衰えてしまうので、中高年になると、どうしても抜け毛が増えます。しかし、若い方でも「腎精」が衰えることがあり、それが若年層の薄毛を生み出します。

「肝」と「腎」はそれぞれ別の臓ですが、密接に関係しています。「肝」は「血」をたくわえ、「腎」は「精」をたくわえることから、「肝」と「腎」は「肝腎同源」の関係にあると言われています。したがって、一方が変調をきたすともう一方にも影響し、髪にトラブルが生じます。

<「肝」「腎」の両方を整えて育毛することがポイント>
「肝」と「腎」が密接である以上、その片方だけの変調を整えるだけでは不十分です。両方の変調を正常に整えてこそ、きちんとした育毛になるのです。
食事によって「肝」「腎」を整えることもできますが、鍼灸によっても可能です。「肝」「腎」を整える鍼灸を施すことで、血流を改善し、ホルモンバランスを調整します。そうすることで、体の中から育毛できます。

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